skeidaka1234のブログ

広汎性発達障害の子供を育てる事は、大変なのかな?
17歳になった息子との、今までとこれからを、なんとなく書いてみたくなりました。

キャンペーン中⁈

4月、息子は鬱々としている。

チョットした事でナーバスになる。

ある集まりの事を考えると、ドーンと沈み込むという。

「それはいつあるの?」「10月」

そんな先のことを?

「あしたは、あしたの煩いがあるんだから今日の事だけ考えなさい。」

「わかっているよ‼️でも、今はそんな気分に浸りたい。前向きになりたくない。

絶賛。鬱キャンペーン中。もれなく絶望が付いてきます。」

「そのキャンペーンは、いつ終わる?」

「今月中で終わるか、数ヶ月かかるか。」

笑えるけど、笑えない。息子よ!早くキャンペーンが終わって日常に戻る事を願っているよ。




息子よ。もしかしたら、君はこの非日常を楽しんでいるの?

地震好き?

息子が「僕は、おかしいのかな?」と話を切り出した。

地震の映像を見るとテンションが上がると言う。

ちょっとびっくり。

「どうして?」

「普段と違う姿だし、壊れていくのが面白い」

地震はたくさんの人の命や大切な物を一瞬で奪うんだよ。それが、面白い?

「それは違う。でも、ジェットコースターでも死ぬ人はいるけどそれに乗るのが好きな人達と同じ」

ジェットコースターは、本来は安全で楽しむ為に作られている。でも地震は例外なく害を与えるから

比較がおかしい。

誰も害を受けないで起こる地震ならそれを楽しむことは、間違いではない。そんな状況はないけど‼️

「極端に言うと誰かが死んだ時、非日常なのを楽しんでいる自分がいる。それは、変だと思うけどそう思ってしまう自分が苦しい」

人が、残忍に死ぬのが楽しいの?

「それは、嫌だ。」

愛する人を失って泣いている人を見て楽しいの?

「そんなことはない。可哀想だし。」

それなら良い。多分、本当に愛する人をまだ失った経験がないから死を実感として感じないのだろう。

発達のアンバランスがここに出ている気がする。

私も、子供の頃お葬式や台風にワクワクしていた。

いろんな人が集まって従兄弟たちとも遊べる。ヒューヒュー風が吹いているのが楽しかった。

成長して、死や災害がどんなに残酷か理解できると楽しいとは感じなくなった。

息子は、そこがまだ理解出来ていないのだ。説明してもわからないらしい。

かなり幼い部分が残っているのだ。他の部分では年齢以上に成長しているのにこのバランスの悪さが

奇異だったり、自分を苦しめたりするんだね。

息子よ、頑張れ‼️

衝撃‼️

息子は、とっても優しく繊細。

私たち親を気遣って言いたいことも我慢する。

でも、適当な時を見計らってズバッと切り込んんでくる。

息子の優しさに漬け込んで、からかって遊んでいた。

そしたら、「お母さんは母親としては好きだけど、人としてはどうかと思う」

やっぱり⁉️