skeidaka1234のブログ

広汎性発達障害の子供を育てる事は、大変なのかな?
17歳になった息子との、今までとこれからを、なんとなく書いてみたくなりました。

マスク君

アスペルガーは、こだわりが強く自分なりの手順を守らないと気が済まない。

そんな特徴が、いろんな本に書いてあります。

我が息子に、そんなところは見当たらない。

赤ちゃんの時から、執着する事がない。人にも、物にも。

人見知りもなく、誰にでもニコニコ抱かれていた。基本的に置かれた状況を受け入れ従う。

(それが苦しくなって、頭を抱えたり過呼吸気味になる事もありましたが。)

しかし、服にも食べ物にも習慣にもこだわりがないのに幾つか止められない事があった。

その一つが、マスク。風邪をひいた事がきっかけで使い始めた。

気がついたら、家にいる時以外いついかなる時も外さなくなっていた。

息子にとってマスクは一種の戦闘服。ストレスだらけの外界で自分を守る防護服。

それで安心出来るならまぁ良いかと、思っていた時期がありました。

誰に迷惑をかける訳でもなく、健康に害があるはずもない。

その頃のあだ名(私の中で)が、マスク君。


でも、やっぱりマスクが奇妙な時がある。目立ちたくないのにかえって目立つ。

たまにマスクについて話した事もあったけど、あれこれマスクをする必要性を主張してきた息子も

頭では理解した。でもはずせない。一種の依存状態。

そんな息子が、ケアに通い始めてマスク無しで外出出来るようになった。

外でリラックスする術を学んだらしい。進歩を喜びたい。

まだ、特定の状況では防護服を脱げないらしいが、長い目で見ていきたい。

マスク君も好きだけど、笑顔がわからなくなるからいつかはずそうね。

パーソナル障害って⁉️

息子がケアから帰って来るなり「衝撃的な事がわかった。」「びっくりしないでよ」

長〜い前置きの後話し出したのは、、、。

「ケアでパーソナル障害の話と診断テスト(自己評価)があったんだけど、僕は5つの分野で障害があるんだって。」


早速、ネットで検索。私なりに理解したのは、“考え方、行動の仕方が普通とかけ離れていて自他に悪影響を与える個性”

さすがに親として😨

でも、症状として書いてある『反社会的な行動』『感情、行動が不安定で他の人を振り回す』なんて事は無い。 むしろ、私が知る限り感情をむき出しにして怒った事はない。マイペースだけど、目上の人には敬語を使い、挨拶もキチンとする。変わっているけど癒しキャラ。小中通して担任から人格面を指摘された事もない。

なんで?


ただ、何をしても楽しくない。自己否定感がとても強いのは事実。

小さい時から好きな事を見つけて欲しいと、色んな事を一緒にやってきた。

スキー、キャンプ、釣り、テニス、ボーリング、温泉、城巡り、川遊び、海水浴、科学館、博物館巡り、サッカー、登山、ガンプラ、遊園地巡りナドナド。

思い付く限りやってみた。私達はそれなりに楽しんできたのに、息子に「何したい?」と聞くと「お父さん達の行きたい所で良いよ」。

これといってやりたい事はない。本当は家で一人でいるのが一番好き。

外に人といる事が、ストレス。

そこらは、当てはまるのかなぁ〜。


私なりに、整理して息子に聞いてみた。「どんな所がパーソナル障害だと思う?」

小3の時、マンホールの蓋を開けて中に入って遊ぶマイブームがあった。

(私は、最近知った。 中の様子を聞いたら、場所によって深さや大きさが違う事、中からは簡単に開 けられるとかなり詳し く答えたので相当のホールの中に入ったんだろう。)

ホームセンターのほとんどの時計を同じ時間に鳴るようにセットした事。

店の置物を、自分なりに並べ変えていたこと。これは、2から3歳くらいの時のブーム。

そうした行動に問題があるそうです。


「原因の中に親との関わり方に問題があるみたいだけど」

「僕は愛情面では、安定しているから大丈夫だよ。多分、学校だと思う」

一人でいるのが、大好きな息子にとって学校はとてもストレスだったんだと思う。

それでも孤立する事なく、無難に義務教育を終えるのに私たちの想像を超える負荷がかかっていた んだろう。

今の所、パーソナル障害の素地は持ちながら症状としては出ていない状況かな?

今、ケアで自分を知り対処方法を教えてもらえて本当に良かった🎵

ケアに行き始めて、なんとなく明るくやる気が出てきたこの頃です。

自慢の息子は、発達障害。

自慢の息子は、17歳。15歳の時、ADHDとアスペルガーと診断されました。

やっぱり‼️

真面目なのに、いくら教えても注意しても部屋もカバンも散らかる。宿題や提出物を忘れる。

応用問題は簡単に出来るのに、基礎問題が出来ない。不思議君。

別に個性だし自立して生きられるならそれも良し。自分が生き易い道を見つけて欲しい。

そんな思いで、時間もテンポも自分で調整出来、好きな事に時間を使える通信高校を選択していました。

ある日、テレビでADHDの大学教授とその奥さんがADHDについて話しているのを見て、『これか』と思いました。それから、ADHDの診断が出来る病院をネットで探し、早速予約。受診までの一週間、病気についての情報収集。受診し、テスト(自分についての質問です)をしてみたら今までの中で最高点。正真正銘のADHD。ついでにアスペルガーもある広汎性発達障害と診断。それから、ウィスクテスト。平均115、言語認識120、処理能力97の結果。凸凹23。考えに処理能力が付いていけない。それで、自分は出来ないと落ち込む。もしくは、空想の世界に行ってしまう。、、、納得‼️

まず周囲の理解が大切と、中3の秋担任に資料を渡し、報告。

薬の服用と集団的認知療法(考え方の調整の仕方を学ぶと、私は理解しました)に参加して受診を中断。

出来る事と出来ない事の凸凹があるだけなら、それを活かして生きていけば大丈夫🎶

お気楽夫婦は、そう考えたのです。

しかし、16歳の夏。

人中に長時間いる、突然の予定変更、に発作のように頭を抱え込む。

小人が見える。イライラして自分を抑えるのが苦しいと訴える。

流石にこのままでは可哀想、と以前受診した心療内科を再受診しました。

それから、デイケアに参加。今は、NHKの通信の勉強と週1のバイト、週4のケアで彼なりに忙しい日々を送っています。

日々、新たな課題と希望を発見しています。

そんな日々と今までを何かに残したい。体調を壊して家から出れない、2週間。そんな事を考えてbroguを始めました。